• 垣根涼介『ボーダー ヒートアイランドIV』単行本

  • 垣根涼介『ボーダー ヒートアイランドIV』文庫本

『ヒートアイランド』のアツいやつらが帰ってきた! ファイトパーティを主催するチームを解散して3年。東大生となったカオルは自分たちの偽者の存在を知り、アキに接触をはかるが……。

2013.1.4 文春文庫 文庫本 620円
2011.9.30 中央公論新社 単行本 1,700円

あいつらが帰ってきた
─人生の〈境界〉はそこにある─

あいつらが帰ってきた─人生の〈境界〉はそこにある─

 前作の『サウダージ』から、数ヵ月後の話。とは言いつつも、この時点でシリーズ一冊目の『ヒートアイランド』でのチーム『雅』の解散から三年近くの歳月が流れています。
 現在のアキは例によって裏金強盗に精を出す日々の一方、カオルはなんと大学生になっています。昔の過去をいっさい表に出さず、しれっとした顔で、東大駒場キャンパスに通っている毎日です。このヤロ(笑)。
 ところがある出来事をきっかけに、この元リーダーとサブ・リーダーが再会する、というストーリーです。もちろんアキの指南役『桃柿』コンビも健在。
 ちなみに東大生になったカオルのクラスメイトに、中西慎一郎が居ます。覚えていますかね? 『午前三時のルースター』で、ヴェトナムに父親を追っていった少年です。彼もまた、重要な要素でアキとカオルに濃密に絡んできます。
 この若者三人と『桃柿』コンビの、その後の生き方をご覧いただければ幸いです。

 ところで……この本の表紙を飾っているホイールは、アテのクルマです(苦笑) 。

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