• 垣根涼介『クレイジーヘヴン』単行本

  • 垣根涼介『クレイジーヘヴン』文庫本

  • 垣根涼介『クレイジーヘヴン』文庫本

絶望と虚無が交差する日常から、人はいかに自己を開放できるか──。心の「フレーム」に喘ぎつづける男と女。その出会いからの一年を追う。彼らに明日はあるのか。それぞれの領域を、突き抜けていけるのか。

2008.4.10 幻冬舍 文庫本 630円
2007.1.17 実業之日本社 ジョイ・ノベルズ版 880円
2004.12.8 実業之日本社 単行本 1,680円

絶望と虚無が交差する日常から、
人はいかに自己を開放できるか。
──その瞬間、世界はすべて鮮やかになる──

絶望と虚無が交差する日常から、人はいかに自己を開放できるか。──その瞬間、世界はすべて鮮やかになる──

「J-novel」で掲載していた長編小説の、単行本化。
 ちなみにこの話は、「ギャングスター・レッスン」や「サウダージ」のようには、敢えてユーモア色を出しておりません。というか、極力排除してあります(つまりは、大マジです)。
 主人公は二十七歳のごくありふれたサラリーマン。だが、孤独なその胸の内に、自己破壊にも似た狂気を常に隠し持っている。
 この主人公とひょんなことから出会う女が、二十三歳の美人局。もとはデパートガール。冴えない中年ヤクザと同棲している。
 そして、主人公がこの中年ヤクザを殺してしまうことから、徐々に彼らの住んでいる意識世界の歯車が狂い始める、というもの。
 暗い自己破壊への衝動と、自由への渇望。そして自己の開放。
 この三つのテーマを、思い切りナマっぽく、かつコンパクトに現すことに挑戦した作品。

 狂気。吐息。心の「フレーム」に喘ぎつづける男と女。
 限りなくグルーヴィーに、限りなくアナーキーに、自らの領域を突き抜けていこうとする意識。

境界を突破せよ!

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