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2010年
2010年4月16日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.041]

雨の日&『ボーダー』発売

2010年3月29日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.040]

大量のワカメ&『ギャングスターレッスン』二次文庫の発売

2010年2月5日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.039]

寒い!寒い!! &『真夏の島に咲く花は』文庫版の発売

2010年1月9日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.038]

明けましておめでどうございます。

2010年4月16日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.041]

雨の日&『ボーダー』発売

 さて、四月ももう中旬ですが、なんだかこのところ寒いですねー。雨もよく降るし。
 私は基本的に、雨の日はほとんど自宅から出ません。昔から雨天の外気に触れるのが、非常に嫌なのです。数年前に『心の病』を患ってから、余計その傾向が甚だしくなりました(苦笑)。今はずいぶんと楽になりましたがね。

 その点、今のぼくの仕事は恵まれているなあ、と思います。気が向かないときは、家から一歩も出ずに仕事を出来ますからね。
 以前に十年ほど勤め人をしていた頃を思い出すと、こんな雨の日に朝から出勤する人は大変だろうなあ、とつくづく思います。
 むろん、今の仕事だって精神的にかなりきつい部分もありますが、では、勤め人の時だって辛くなかったかと言われれば、(こんチクショ〜)と思うことも多々ありました(笑)。

 ただ、その辛さの質が違います。言ってみればその精神的なきつさは、組織の中で一個人として存在することの、『その存在の理不尽的な辛さ』ということに尽きますかね。
 これは、『君たちに明日はない』シリーズを書いていて、つくづくそう感じたことです。


 さて、前置きが長くなりましたが、文芸春秋より新刊発売のご案内です。
『ボーダー ヒートアイランドIV』です。4月24日の発売です。

 前作の『サウダージ』から、数ヵ月後の話。とは言いつつも、この時点でシリーズ一冊目の『ヒートアイランド』でのチーム『雅』の解散から三年近くの歳月が流れています。
 現在のアキは例によって裏金強盗に精を出す日々の一方、カオルはなんと大学生になっています。昔の過去をいっさい表に出さず、しれっとした顔で、東大駒場キャンパスに通っている毎日です。このヤロ(笑)。

 ところがある出来事をきっかけに、この元リーダーとサブ・リーダーが再会する、というストーリーです。もちろんアキの指南役『桃柿』コンビも健在。
 ちなみに東大生になったカオルのクラスメイトに、中西慎一郎が居ます。覚えていますかね? 『午前三時のルースター』で、ヴェトナムに父親を追っていった少年です。彼もまた、ストーリーでアキとカオルに濃密に絡んできます。
 この若者三人と『桃柿』コンビの、その後の生き方をご覧いただければ幸いです。

 ところで……この本の表紙を飾っているホイールは、アテのクルマです(苦笑) 。
 では。

垣根涼介

2010年3月29日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.040]

大量のワカメ&『ギャングスターレッスン』二次文庫の発売

 おー、いつの間にか四月も間近です。私の嫌いな冬が、ようやく過ぎ去ろうとしています(苦笑)。

 さて、日ごろ私は小説を書いて暮らしているわけですが、執筆中にいつも思っているのは、(はあぁ……思うように書けない。ズレている。くそ。こういうことじゃない。ああ泣きたい。どこかに逃げ出したい)というような愚にもつかぬことばかりです。事実、小説を放り出してクルマに乗り込み、どこかに『逃亡』することもままあります。

 ま、逃亡するとはいっても、いい四十男に仕事からの本当の逃げ場所などあろうはずはなく、子どもの家出同然で、海沿いをチョロチョロとドライブし、結局その日のうちには家に帰ってくるのですがね(笑)。

 で、この前もそんな感じで葉山周辺まで逃げ出していました。天皇陛下の御用邸近くの海岸をぼうっと歩いていると、磯で『ワカメ』を取っていたお姉ちゃんと、何故かしばし話をすることになり、結局、大量の取れたてワカメをもらいました(何故か私はこういうことがよくあります。よほど頼りなく見えるんでしょうか……)。

 で、その女性の言うとおり、家に帰って大鍋でワカメを煮出してみたんですが、煮沸した後にあらためて眺めても、ものすごい量で、かといって人様からの貰い物を捨てるわけにもいかず、結局それから五日間、打ち合わせで外食の時以外は、副菜として泣く泣くワカメを食べ続けていました。

 で、最終的にはえらい腹痛を起こしました。たぶん、保存の方法が悪かったのでしょうね。ふう。


 さて、雑談はこれぐらいで本題。

 以前は徳間書店より出ていた『ギャングスター・レッスン ヒートアイランドII』が、このたび二次文庫として文芸春秋より、4月9日に発売になります。

 ま、シリーズものとしては、これだけが他社から出ていたので、最終的には収まるべきところに収まったということですね。

 ちなみにヒートアイランドシリーズのNo.4『ボーダー』も近日発売予定です。こちらも装丁が完成し次第、お知らせさせていただきます。

 ではみなさん、歓送迎会などで胃腸が疲れてくる時節、お大事に。

垣根涼介

2010年2月5日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.039]

寒い!寒い!! &『真夏の島に咲く花は』文庫版の発売

 どうも皆さん、こんにちは。

 なんだかここ一週間ほど、首都圏はめっきりと寒いですよ。ぼくが今住んでいる場所にも、この冬で初めてのまとまった雪が積もりました。打ち合わせのために家を出た直後など、外気温との落差に思わず体がぎゅっと縮みますね。

 ちなみにこの外気温の冷え込みも手伝ったのか、我が愛車のラジエーターもついに逝ってしまいました。現在はその修理のための工場に入っており、代わりに懇意のメカニックが代車として持ってきた彼の自家用車、ペタペタに車高を落としたクロムメッキホイールのミレーニアに乗っております(苦笑)。

 でも、乗ってみるとなかなかいいクルマですよ、ミレーニア。


 さて、今日は文庫発売のお知らせです。
 2月の13日に講談社文庫から『真夏の島に咲く花は』が発売になります。

 垣根涼介『真夏の島に咲く花は』講談社

 えー、私の小説は大別すれば『ワイルド・ソウル』や『ヒートアイランド』などの冒険犯罪小説系と、『君たちに明日はない』シリーズの“お仕事”小説系に分かれますが、この『真夏の島に咲く花は』は、自分自身の中でのテーマの取り方として、新たに第三の機軸を建てるべく書いてみたものです。よろしければ、是非ご一読ください。

 ではでは〜。

2010年1月9日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.038]

明けましておめでどうございます。

 明けましておめでどうございます。

 皆さんはこの年末年始、どう過ごされましたかね? 私はと言えば、郷里の長崎から高校時代の友人が遊びに来ましたので、彼と思いっきり毎晩夜遅くまで遊んでいました。ま、とは言っても、正確には都内に出て行って遊んだのはほんのちょっとで、大部分はクルマを転がしたり、あるいは自宅で寝転がりしながら、色んな下らないことを話していただけですけどね(苦笑)。

 でも、こういう一見無駄な、金のかからない会話が、私にとって実は一番楽しいものです。

 もっと言ってしまえば、この世の中で金を出して買える快楽や楽しみなど、所詮は底が知れています。

 だって、逆に言えば、金で買える程度の楽しみでしかないですからね。


 さて、今回は足かけ三年ぶりに、ようやくの新刊発売のお知らせができます。

 新潮社から出る『張り込み姫』(君たちに明日はない3)です。大都市圏の書店では今月の14日から発売されます。地方の書店にも、遅くとも17日前後までは行き渡ると思います。

垣根涼介『張り込み姫─君たちに明日はない3─』新潮社

 皆様、是非ご一読を。

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