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2012年
2012年12月29日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.048]

もうすぐ新年 & 文庫発売

2012年12月13日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.047]

(あっ)という間に年の瀬 & 新刊の案内

2012年6月4日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.046]

サイン会の御礼&すごく嬉しかったです。

2012年5月15日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.045]

新刊『勝ち逃げの女王』発売:サイン会のお知らせ&もろもろ近況

2012年3月26日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.044]

真夜中のヘヴィー・ローテーション&文庫の新刊

2012年12月29日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.048]

もうすぐ新年 & 文庫発売

 そろそろ今年も終わりですな。
 このクリスマスシーズンから年末年始、バレンタインにかけては世間では何かと忙しいようですが、誰かに会わないときはほぼ遁世者のような日常を送っている私には、なにやら別の惑星の住人の動きを見ているようです(苦笑)。
 しかしモノを書く仕事とは、そういう地味な毎日の積み重ねの結果、初めて何かが生まれてくる世界ではないかとも思っています。
  
 さて、文庫発売のお知らせです。
 ヒートアイランドIV『ボーダー』が、一月四日に文春文庫より発売になります。

 ヒートアイランドIV『ボーダー』

 それと、来年の予定を軽く言っておきますと、初めての歴史小説になる『光秀の定理(仮題)』が五月か六月に角川書店より出る予定です。光秀とは、むろんあの明智光秀のことです。数年前から取材や資料を読み込み、約一年前からほぼ隔月で連載をしていました。
 執筆では、『君たちに明日はない』の第五弾をいい取材が出来次第、随時のタイミングで小説新潮に執筆を開始。
 そして『室町アウトサイダー(仮題)』(これも歴史小説)を、来年の秋より週刊新潮に連載していく予定です。
 何故か最近、新潮社との仕事が多い私(笑)。

 ではみなさん、良い年の瀬と新年をお迎えください。

2012年12月13日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.047]

(あっ)という間に年の瀬 & 新刊の案内

 どうもコンニチハ、垣根です。気がつけば今年も師走です。年を重ねると共に、過ぎていく時間は加速度的に速くなりますなー。正直、なんとなく焦ります(笑)。

 振り返ってみれば、今年は取材を含めて旅行が多かった年でした。東南アジアに一回、近畿・北陸周辺に四回、東海・中部地方に三回と、その他私事を合わせると、年に十回ほど出かけたことになります。特に十月以降は、半分ほどしか自宅にいませんでした。
 そういえばクルマで名古屋に行ったとき、初めて第二東名高速道路を走りました。
 いやー、噂には聞いていましたが、ものすごく道がいい。滑るようにクルマが進んでいきます。しかも、きついカーブはほとんどなく、圧倒的に直線ばかり。両側の景色も山ばかり(笑)。なにやら新幹線にでも乗っているような気分でした。

 さて、新刊のご案内です。
 光文社より『狛犬ジョンの軌跡』(単行本・税別1400円)が12月17日に発売になります。内容は、この題名の通り、狛犬の話です(笑)。

 ……実はこの小説、今を去ること十一年前、ちょうど『ヒートアイランド』と『ワイルドソウル』の間に、一旦は600枚ほど書き上げていたものです。
 というか、二作目の『ヒートアイランド』の次に、『ワイルドソウル』を出そうか、この『狛犬ジョンの軌跡』を出そうか、迷いに迷って、結局その時は『ワイルドソウル』を出しました。
 その後しばらくはクライム・ノベル系を書き続けたせいもあり、この『狛犬』の原稿はデスクの下で十年近く眠り続けていました。
 眠ってはいても、ずっと脳裏の片隅にこの小説のことは残っており、何かもう一つ、技法上の視点が足りない、と思い続けてきました。
 そのもう一つの視線を新たに加え、今年になり連載を開始。こうして目出度く本として送り出す次第になりました。分かりやすくジャンルとして言えば、そうだなー、モダン・ホラー系というかSF系になるのかな? 私は、意外にこの手の読み物は好きなのです(笑)。特にスティーブン・キングとかは、二十代前半の頃はよく読みましたねー。

 ……ん?
 なんでそんなに今年は、何度も旅行に行っているのかって?
 それは今連載中の(あるいは今後の)歴史小説のためです。こっちもこっちで、昔から大好きなのですよ。特に、故・司馬遼太郎氏やシュテファン・ツヴァイクは好きです。
 そう考えてみれば、まだまだ書きたい世界がテンコ盛りになっており、『うーん、仮に書き続けられたとして、残りの作家人生も、あと三十年と少々かな?』などと思えば、多少、焦る気にもなりますわ〜。
 ではではー。

垣根涼介

2012年6月4日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.046]

サイン会の御礼&すごく嬉しかったです。

 どうも垣根です。
 先日のサイン会に来てくれた方々、平日で、しかも告知が遅かったにもかかわらず、忙しいところを多数来ていただき、ありがとうございました。
 いや〜、しかし嬉しかったなあ……。
 私が書いた本のファンの人に(たぶん私のファンではないが・苦笑)、久しぶりに直にお会いできたのは。
 何が嬉しかったって、若い人が大多数だったんだけど、それでも老若男女を含めて、いわゆる“イケてる”人が多かったこと。
 むろん見目もすっきりとした人が多かったんだけど、それ以上に感じたのは、彼らの大多数から伝わってくる、こう……なんというか、『パリっと生きてる』感というか、『エッジ』感というか、『悩みもあるけど、それはそれでちゃんと生きてるぜ』感というか、そういう『潔さ』感が、服装のセンスとか佇まいとか表情に、ちゃ〜んと出ているんだよね〜。トホホ……おれもその生き方、見習いたい。
 この季節にニット帽でひげ面が妙にサマになっているお兄さんも、プロミュージシャンの某彼も、黒縁セルのメガネの女の子も、きりっとしたスーツ姿の男性も、みんないい感じでした。
 二、三言の会話を交わしただけで、(おぉっ!) と強い印象を残す人もいましたよ(むろん、いい意味で)。
 思うのですが、小説の書き手として、これ以上の喜びがあるでしょうか。
(あ〜、おれの本のコアな読者って、こういう人たちなんだな〜。こういう人たちが、おれの本が好きで、忙しい中をこうして来てくれたんだよなあ……)
 そう思うと、もう嬉しくてたまらず、終始ニコニコしっぱなしでした。

 感謝! オブリガード! グラシァス! コップンカー(笑)。

垣根涼介

2012年5月15日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.045]

新刊『勝ち逃げの女王』発売:サイン会のお知らせ&もろもろ近況

 どうもどうも垣根です。
 なんかこの二ヶ月ほど、ムチャクチャ忙しいです(汗)。何故かな〜。
 まあ、結果としてこの時期、連載が二本同時に重なってしまったからでしょう(当たり前だよね←馬鹿)。
 私は、自分で言うのもなんですが、非常に筆が遅いです。しかも遅いくせに、執筆前にあれやこれやとウダウダ構想を考え過ぎ、常に取り掛かりは締め切り目前になってからという体たらくです。貧乏ヒマなしとは、まさにこのとこでしょう(笑)。

 さて、まずは新刊の案内から。
 君たちに明日はない4〜『勝ち逃げの女王』(新潮社)が、5月20日に発売になります。ギリギリのタイミングでの告知になり、申しわけありません。

 君たちに明日はない4〜『勝ち逃げの女王』

 内容は、表題作「勝ち逃げの女王」に加え、「ノー・エクスキューズ」「永遠のディーバ」「リブ・フォー・トゥディ」という四編。
 順に、大手航空会社のCA、証券会社の元社員、楽器メーカーの管理職、ファミレス店長のエピソードとなります。
リストラ請負人・村上真介、今回では、さらに被面接者の心のひだに突っ込んでいこうとしております。
 曰く、真介『あなたにとって、仕事をする意味とはなんですか?』と。
 みなさんにとっては、どうでしょう?
 お金のため? 
 その仕事が好きだから? 
 その仕事に、自分なりの意義を見出しているから?
 はたまた世間的に見栄えが良く、自然、自分もカッコ良くなってくるから?

 まあ、答えは百人いるなら、百通りの答えがあっていいものでしょう。こればっかりは、ナニが正しいなんてないでしょうからね。
 私にとっては、どうかなー。
 一言で言うと、仕事とは「自分を知ること」かな。
 まあ実生活では、あまりにも間抜けで、愚かな自分ではありますが……(苦笑)。


 さて、それとこの新刊の発売に合わせ、サイン会をやることになりました。

 日時:5月29日(火)午後6時30分〜
 会場:西武池袋本店別館地下1階リブロ児童書前特設会場

 です。
 リブロ池袋本店にて、新刊をお買い求め頂いた先着百名様に、事前に整理券を配るようです。
 詳しくは下記を参照ください。

 http://www.libro.jp/news/archive/002602.php

 では、時間が取れる方は、5月29日にお会いしましょう。

垣根涼介

2012年3月26日配信 [垣根涼介 Dawning Mail.044]

真夜中のヘヴィー・ローテーション&文庫の新刊

 どうもお久しぶりです。垣根です。
 さて、近況報告というほどのものでもないのですが、私はたまに寝付けない時や、小説のことで迷っている時など、夜中にクルマに乗って、特に目的もなく街や、海岸沿いの道、高速道路を軽く流します。まあ、一種の気分転換ですね(笑)。
 で、ここ五、六年、そんな時に車内で流している音楽は、必ずあるミュージシャンのアルバムです。
 ミュージシャン名は『DOUBLE』。日本R&B界の女王(…と個人的には思っています)。

 DOUBLE GROOVE SITE

 とにかく音の完成度が、異常に高い。
 私はこのミュージシャンのアルバムを七、八枚持っていますが、その中でも『Wonderful』と『VISION』という二枚のアルバムが、超お気に入りです。十年近く前のアルバムにも拘わらず、音がまったく古びていない。厭きもせず延々とヘヴィー・ローテーションでかけ続けています。
 その音楽の世界観をうまく表現できているかどうか分かりませんが(一見、俗にまみれたストリートの中に漂う、馬鹿騒ぎの中の諦観)というものを常に感じます。
 このフィールが、フロントガラスの流れゆく夜景の中に、実に映える(苦笑)。
 あれ? 
 なんだか近況報告のはずなのに、いつの間にか音楽のことばかり書いてしまいましたわい。まあ私の日常など、日々小説のことを考えているだけで終わる、代わり映えのしない毎日の連続でありますから、どうかご勘弁を(笑)。

 あとは文庫の新刊報告です。
『君たちに明日はない3〜張り込み姫』が、三月末に発売になります。まだ読んでいない人は、気が向いたら読んで見てね〜。

 張り込み姫〜君たちに明日はない3

 あ、そうそう。このパート4の『勝ち逃げの女王』も、さらに五月に発売予定です。
 春宵一刻、値千金。
 では〜。

垣根涼介
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