単なる郊外の住宅街だが、注目して欲しいのはこの空の色 コロンビアの首都・サンタ・フェ・デ・ボゴダは、海抜二千六百メートルの高原にある大都会(ちなみに人口は六百万)。
 上の写真は単なる郊外の住宅街だが、注目して欲しいのはこの空の色。淡いブルーの天空からも分かるように、ボゴダは年中秋のような気候が続く。空気も乾燥していて、歩いていても、とても気持ちが良い。

市内を走っている小型バスの運転席 市内を走っている小型バスの運転席。
 これらのバスは通称『コレクティーボ』と呼ばれているが、このゴテゴテとした運転席の様子は、まるでプライベートカーそのものだ。中には、カーステレオをガンガン鳴らしている能天気な運転手もいたりする。変な奴。ハハ……。
しかし、市内移動の足としてはとても便利で、いたるところにこのバスが走っている。料金は距離にもよるが、市内ならほぼどこに行っても三十円から五十円ぐらいなもの。

セントロ(旧市街)の、とある裏通り セントロ(旧市街)の、とある裏通り。
 写真だとなかなか伝わりにくいかも知れないが、こういう場所に、強盗や掏り、追い剥ぎがうじゃうじゃといいる。
 ただ、そういう治安の部分に用心さえして歩けば、とてもノスタルジックでいい雰囲気の通り。
 ちなみに、こういう通りにある食べ物屋は、どこも安くて旨かった。

ボゴダの高級住宅街の一角 ここは、ボゴダの高級住宅街の一角。
 コロンビアの都市はどこも、低所得者の住処であるセントロ(旧市街)と、高給取りのユニセントロ(新市街)が、その都市の東部と西部、あるいは南部と北部というように、はっきりと分かれている。
 当然、これら二つの街の行き来は、歩いては出来ない。セントロの治安の悪さに辟易しているボゴダの住民たちは、ある程度の小金持ちになると、すぐにこちらの街に引っ越してくる。
 うまく云えないが、これも自衛手段の一つだろう。

ボゴダの中心部・ボリーバル広場にある、カセドラル ボゴダの中心部・ボリーバル広場にある、カセドラル。
 これと角度違いの写真は幻冬舎のウェブマガジンにも載せたけど、この国の首都に来て、その中心部を見せないのもどうかと思い、再び掲載。

広場には鳩が群れ、子供連れの家族やカップル、友達同士が腰をおろしてのんびりと話をしたり... 広場には鳩が群れ、子供連れの家族やカップル、友達同士が腰をおろしてのんびりと話をしたり、ぶらぶらと歩いたり……実はこのプラザの周りを、国会議事堂や市庁舎、大統領官邸がぐるりと取り巻いているのだが、ここにたむろする市民を見る限り、そんな政経の中心部にいるという雰囲気はゼロ。やっぱりユルくていいなー、コロンビア人は。

ボゴダ市の中心街にあるサンタンデール公園 ボゴダ市の中心街にあるサンタンデール公園。
 先週紹介したボリーバル広場が政治の中心地なら、ここは商業地区の中心と言える。周囲を、アビアンカ航空の本社や有名どころのホテル、博物館などが取り巻いている。ここで一服していると、エメラルドの売人が何人も寄ってきた。広場の向こうに見える煉瓦造りの建物は、サンフランシスコ教会。入り口の前に物乞いがたむろしている。

旧市街(セントロ)地区と新市街(ユニ・セントロ)を結ぶ、Av.13 旧市街(セントロ)地区と新市街(ユニ・セントロ)を結ぶ、Av.13。
 このボゴダという街は歴史が古いにも関わらず、その区画が非常に整理されている。つまりは街並みが、ちょうど京都のように碁盤の目状になっている。だからこの写真にも見られるように、大通りはどこまでも直線道がつづく。

セントロにある、コロッセオ(闘牛場) セントロにある、コロッセオ(闘牛場)。
 さすがにスペイン人の血脈というか、コロンビア人は(基本的にお人好しなわりには)血の気が多いらしい。都市部に行けば、必ずこういったコロッセオが一つや二つはある。そういえば、コロンビア・マフィアは、敵対組織をその家族や親戚縁者も含めて根絶やしにするという話を聞いたことがある。おそろしや……。

テケンダマ地区にあるオフィス街 テケンダマ地区にあるオフィス街。
 アフターファイブになると、日本の丸の内や西新宿のように、通りには勤め帰りのサラリーマンやOLが溢れる。道も混む。都市機能が発達すればするほど、その様相(ライフスタイル)が似通ってくるのは、万国共通。

とあるビルの最上階から撮った、ボゴダ市の遠景 とあるビルの最上階から撮った、ボゴダ市の遠景。
 真ん中に二つ見える尖塔は、ボリーバル広場のカセドラルのもの。
 それにしても、ボゴダの空はいつ見ても美しい。

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