ブラジルの大西洋岸にあるヴィトリアの海岸線の風景 ブラジルの大西洋岸にあるヴィトリアは、南緯二十度の街。
 つまりは、南回帰線より赤道寄りにある。
 写真はその海岸線の風景を写したものだが、こういうふうにいかにも温暖そうな土地柄だ。ムチャクチャ暑いわけでもなく、ちょうど日本の初夏のような気候が年中続く。コロンビアの山岳地帯からいきなりこういう場所に来ると、もう本当に別世界という感じ。

セントロ(市内中心部)にあった、とある公園 セントロ(市内中心部)にあった、とある公園。
 ブラジル人は、こういう公園などでのんびりと座り込み、あーだこーだとお喋りするのがとても好きな国民だ。逆に、仕事は大嫌い。より正確に言えば、仕事に付きものの束縛感や義務感というものが、ひどく嫌いらしい。

住宅街の中にある巨大なスーパー(カルフール) 市の東部には、新興住宅街が広がっている。
 で、写真はそんな住宅街の中にある巨大なスーパー(カルフール)。野菜から魚から電化製品から、何でも、しかも大量に売っている。
 最近日本でも幕張に(カルフール・ジャパン)の一号店がオープンしたけど、ブラジルにはこのフランス資本のスーパーが異常といえるほどに多い。ある程度の規模の街に行けば、必ず一軒は目に付く。

セントロにあるヴィトリア教会 セントロにあるヴィトリア教会。
 とてもとても、とても大きく、カメラにその全体像がとうてい納まりきれなかった。
 それにしてもこの空の青さを見てよ。まるで絵葉書の背景のようだ。ヴィトリアに限らず、ブラジル大西洋沿岸の空は、いつもこんな感じが続く。

郊外の高台の上にあった教会 上の写真とはまた別の、郊外の高台の上にあった教会。
 日曜でもないのに、この混みようだ。普段はバカ陽気なブラジル人たちが、神妙な顔をして賛美歌を歌っている。

ある日系一世の家を訪問し、ただいま取材中の私 ある日系一世の家を訪問し、ただいま取材中の私。
 こういうふうに各都市で数人づつ、取材をさせてもらっていた。
 この国に移住してきた日本人の一世には、誰の人生にもそれぞれ激烈なドラマがある。そんな話を聞くにつけ、日本でぬくぬくと育ってきた自分を実感する。

市内にある、なんてことのないガソリン・スタンド 市内にある、なんてことのないガソリン・スタンド。
 どういうわけかぼくは、(日本でも外国でも)このテのガソリン・スタンドの雰囲気が好きだ。
 人がやってきてガソリンを入れ、またどこかに向かってクルマで出てゆく。可愛いお姉ちゃんもいれば、老人も、人生にくたびれたような男もいる。そういう人の出入りに、動きに、なんとなくニュアンスを感じる。

ファベーラ(貧民窟)の一角で、電話をかけている娘 ファベーラ(貧民窟)の一角で、電話をかけている娘。
 かなり遠目だけど、ムラータ(混血)の、なかなかスタイルのいい女。
 しかしブラジル人の若い女性は、どんな貧乏人でもその若さのゆえか、元気溌剌だ。

ヴィトリアの市庁舎、だったと思う ヴィトリアの市庁舎、だったと思う。
 いずれにしても旧植民地時代からの建造物。
 その昔、宗主国であるポルトガルに、この大陸の富をドカドカと運び込んでいた頃に建てられたもの。

郊外にある住宅地の外れだが、どこにいっても”水”の風景が広がっている ヴィトリアは、河と海に囲まれた街だ。
 この場所は郊外にある住宅地の外れだが、どこにいっても”水”の風景が広がっている。
 水辺が近くにある街というのは、どこかその印象が柔らかい。

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