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ギャングスター・レッスン

『ヒート アイランド』から一年後の話。主人公・アキが裏金専門強盗のプロフェッショナルとして成長してゆく姿を、一話ごとにそのスキルを習得する段階を描いた、一連の物語。桃井と柿沢も健在。

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  • ギャングスター・レッスン

    文庫本

    文藝春秋

    650円(税別)

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  • ギャングスター・レッスン

    単行本

    徳間書店

    1,785円(税別)

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「問題小説」に掲載してきた、六つの物語を収録。

前作『ヒートアイランド』から一年後の話を、連作短編としてまとめたもの。

主人公・アキが裏金専門強盗のプロフェッショナルとして成長してゆく姿を、一話ごとにそのスキルを習得する段階を描いた、一連の物語。桃井と柿沢も健在。
ちなみに目次は、以下の通り。

  • 裏戸籍(ダブル・アイデンティファイ)
  • 試走(シェイク・ダウン)
  • 実射(ガン・ショット)
  • 予行演習(ジョブ・トレーニング)
  • 実戦(アクチュアル・ファイト)

というふうに、滑った転んだを繰り返しながらも、一人前の泥棒として成長してゆく。ま、一種のピカレスク小説です。
この小説を書いているとき、とくに4の予行演習(ジョブ・トレーニング)、5の実戦(アクチュアル・ファイト)を書いているときは楽しかったなあ。もう、ゲラゲラ笑いながら書いていた。

既刊の『ワイルド・ソウル』にて第六回大藪春彦賞(徳間書店主催)を受賞した経緯もあり、最後に『コパカバーナの棹師……気取り』という滑稽小説を収録。

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