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Vol.011
『真夏の島に咲く花は』、連載開始です!

2005年9月17日

やあやあ皆さん、すっかりご無沙汰をしております。フィジーから帰って来て以来、気が付けば三ヶ月も経ってしまっていました。

さて、連絡が大変遅くなってしまいましたが、編集者二人と行ってきた十日間のフィジー取材、結果的には大変実りあるものとなりました。
予め暖めていた企画の疑問点に、まるでパズルのピースが一つ一つはまっていくような感覚で、帰りの飛行機の中ではほぼ全体の話が出来上がっていましたね(笑)。

9月22日より講談社のWebサイト『MouRa』にて連載を始めます。(※終了しました)

ここのところ四回ほど続けて小説誌での連載をやっておりましたが、こういうWeb形式での連載は初めてで、小説誌に比べて締め切りや連載分量などの規定がかなり緩いのは、嬉しいですね。ちなみにこの連載はタダで見られますから、みなさんにも喜んでもらえるのではないかと思っております。

それともう一つ。
昨年から出す出すといってなかなか進まなかった書下ろしの小説ですが、ようやく目処がついて参りました。現在四百枚を突破したところで執筆速度はかなりアップしており、うまくゆけば今秋脱稿も夢ではない、と鼻息も荒いです。

そうそう、それから『君たちに明日はない』の第二弾もそろそろ企画に取り掛かるつもりでおりますので、楽しみにしていてください。たぶんこれは、来春より『小説新潮』で順次掲載になる予定です。
ではでは。

そういや先日の総選挙、自民党が圧勝しましたね。あまりの大勝ぶりに、参議院で反対派を率いていた中曽根弘史(中曽根康弘の息子。当然自民党)もあっさりと鞍替えをする始末。

しかし、だ。
法案に反対した自民党系衆議院議員はあれだけコテンパにやっつけておいて、何故、参議院議員には何のペナルティもないのか?
そしてこんなにもあっさりと前言を撤回する中曽根弘史に、国会議員としてのプライドはないのか? 人間としての矜持はないのか?
『空っ風 親子揃って風見鶏』
ちなみに私は、今回は民主党派でした。

垣根涼介

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