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Vol.044
真夜中のヘヴィー・ローテーション & 文庫の新刊

2012年3月26日

どうもお久しぶりです。垣根です。

さて、近況報告というほどのものでもないのですが、私はたまに寝付けない時や、小説のことで迷っている時など、夜中にクルマに乗って、特に目的もなく街や、海岸沿いの道、高速道路を軽く流します。まあ、一種の気分転換ですね(笑)。

で、ここ五、六年、そんな時に車内で流している音楽は、必ずあるミュージシャンのアルバムです。
ミュージシャン名は『DOUBLE』。日本R&B界の女王(…と個人的には思っています)。
DOUBLE GROOVE SITE

とにかく音の完成度が、異常に高い。
私はこのミュージシャンのアルバムを七、八枚持っていますが、その中でも『Wonderful』と『VISION』という二枚のアルバムが、超お気に入りです。十年近く前のアルバムにも拘わらず、音がまったく古びていない。厭きもせず延々とヘヴィー・ローテーションでかけ続けています。

その音楽の世界観をうまく表現できているかどうか分かりませんが(一見、俗にまみれたストリートの中に漂う、馬鹿騒ぎの中の諦観)というものを常に感じます。
このフィールが、フロントガラスの流れゆく夜景の中に、実に映える(苦笑)。
あれ?
なんだか近況報告のはずなのに、いつの間にか音楽のことばかり書いてしまいましたわい。まあ私の日常など、日々小説のことを考えているだけで終わる、代わり映えのしない毎日の連続でありますから、どうかご勘弁を(笑)。

あとは文庫の新刊報告です。
『君たちに明日はない3〜張り込み姫』が、三月末に発売になります。まだ読んでいない人は、気が向いたら読んで見てね〜。

あ、そうそう。このパート4の『勝ち逃げの女王』も、さらに五月に発売予定です。
春宵一刻、値千金。
では〜。

垣根涼介

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